増え続ける空き家戸数
総務省の「住宅・土地統計調査」によると、平成25年における日本の空き家総戸数は約820万戸となり、総住宅数に占める割合は13.5%と、実に7軒に1軒が空き家という状況です。
平成27年5月には「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全面施行されました。この法律の目的は、空き家問題への対策をとることと、活用できる空き家の有効活用を行うことにあります。
平成30年には埼玉県内でも空き家12.4万戸(売却・賃貸・別荘等以外)にものぼります。埼玉県では「空き家の持ち主応援隊」と称する空き家の管理、売却、賃貸、解体などの相談窓口を設置しています。空き家問題は行政だけでは、対処できず、私たち宅建業者にも協力を求めています。
空き家の有効活用には昨今でも話題になっている「民泊」や「シェアハウス」などにリノベーションもその空き家の立地や状況により活用方法の一つになるかと思います。
秩父地域の情報
写真は秩父市の黒谷(国道140号線のわき、秩父鉄道 和銅黒谷駅から徒歩5分)に鎮座する聖神社です。慶雲5年(708年)に自然銅が発見され、和銅改元と和同開珎鋳造の契機となった神社とされています。金運、仕事運にご利益があるとされ、休日は参拝者が多く見受けられます。