空き家の利用方法について

空き家をどうすればいいのか

空き家を所有しているとさまざまなコストが掛かります。戸建て住宅の場合では、土地、建物の固定資産税、庭の雑草や雑木の伐採費用、空き家を定期的に見に行くための交通費用などが掛かってきます。ご自身で庭の雑草や雑木の伐採を行う場合には、その費用は発生しませんが、広い敷地の場合にはかなりの労力が必要です。また、自然災害などにより建物の屋根や外壁が損傷した場合には、修繕費も掛かる可能性があります。では一体、どのように空き家を利用すれば良いのかの基本的事例をあげてみました。

①土地、建物を売却する ②更地にして土地を売却する ③賃貸住宅として貸す 

これから誰も住む予定もなく、空き家の保有コストを掛けたくないというような場合では、①の「土地、建物を売却する」選択肢もあります。空き家が古く、損傷していてリフォームも厳しいものなら、解体して②の「更地にして土地を売却」方法も考えられます。ただ空き家を更地にした場合には、住宅用地としての固定資産税の軽減措置が適用されなくなり、土地の固定資産税が上がるので、十分な検討が必要になります。①、②は売却して現金化すれば財産分与もしやすくなるなどという利点があります。売却には抵抗がある方には③の「賃貸住宅として貸す」という方法もあるでしょう。固定資産税は支払う必要はありますが、毎月の賃料収入が期待できます。

秩父地域の情報

写真は私の出身校でもある秩父市上町にある埼玉県立秩父高等学校です。今年で創立112年目を迎える伝統ある進学校です。

 

 

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