売れない土地を手放す方法

売れない原因を考える

「どうして土地が売れないのか」原因を考えたことがありますか?土地がいつまでも売れない理由にはいくつかの原因があります。ここではいくつかの原因をあげてみます。

売りたい土地にそもそも需要がない・・・地方にある土地に多いのが、過疎地で周辺にも民家や生活に必要な施設(スーパーマーケットなどの商業施設や小、中学校など)や公共交通機関(駅やバス停など)、交通の便も悪いような生活をするにも不便な環境の土地があります。このような土地を求める人は全く0ではありませんが、買い手が少なく、売れる可能性はかなり低くなります。坪当たりで言うと数千円の土地は、買い手が少なく、需要のない土地なので、売れる可能性は低くなります。

売ろうとしている土地の価格が高い・・・売ろうとしている土地が相場よりもかなり高くなっている場合には、近隣の土地とは違う買い手にとっての価値の高いメリットのある土地は別として、購入希望者も減ります。今、売ろうとしている土地の価格を下げることも必要ですが、安易に価格を下げすぎると、何か問題がある土地ではないかと思われたり、まだ価格が下がるのではないかと思われたりする場合もあります。このため当初の価格設定を決めることは大切になります。どのうような価格でも土地が売れた方が良いと考えるのでしたら、不動産業者と相談し、戦略を立て、大幅な値下げをするのも一つの売れる手段になります。

売ろうとしている土地が放置されていて荒れている・・・購入希望者が土地を見学した場合、土地が放置されていて荒れている状態では印象が悪く売れなくなる場合があります。土地が草刈りなどの手入れや整備がされている土地なら印象も良く、売れやすくなります。ご自身が遠方でなかなか手入れには行けないような場合は、草刈りを行ってくれる業者に依頼し、手入れをして整備をすることも大切になります。

売れにくい土地の形状にある・・・「土地の形状が不整形である」、「間口や奥行きが狭い」、「広すぎて一般の方には不向き」などがあげられますが、「土地の形状が不整形である」、「間口や奥行きが狭い」などの原因では、隣地が空き地になっている場合、隣地の方に土地の一部を売ってくれる交渉や交換などと言った方法で解決することもできる可能性があります。また、「広すぎて一般の方には不向き」の場合には土地を分筆して、土地の一部を売ることも一つの手段となります。

いずれにしても売れない土地を手放すには、さまざまな知識を持っている不動産業者に相談や依頼をすることで、解決することもあるので、是非一度、ご相談されたら如何でしょうか。

秩父地域の情報

写真は秩父市下宮地町の国道140号線沿いにあるUNIQLO秩父店です。店舗の隣りには大型スーパーマーケットもあり、秩父市民の多くが買い物に訪れます。

 

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