「これ」さえすれば土地探しで失敗しないポイント

土地探しのポイントとは?

「土地探し」をしている多くの人が必ずといっていいほど陥りやすいことがあります。それは「ほかにもっといい土地があるのじゃないか?」と思ってしまうことです。こう思うことによって、いつまで経っても土地を見つけることができないで「土地探し」が長引き、「あの土地にしておけば良かった」と後悔してしまうことがあります。こうした後悔を避けるためには「土地探し」のポイントを押さえることが大切になります。

●ポイント1「土地探しはエリアをきめる」・・・土地探しをする上で最初に必要なのは、エリアを決めることです。子供たちのための通学や住環境、ご自身の通勤や生活の利便性などをポイントにおいて、何を優先するのか優先順位を決めることです。エリアが決まったら、具体的に土地を絞り込んでいきます。気になる土地が出てきた場合には、必ず現地に足を運び、以下のポイントを確認してみましょう。

⑴通勤や通学の経路 ⑵最寄り駅までの経路 ⑶スーパーマーケットやコンビニなどの商業施設 ⑷医療機関 ⑸交通や近隣の環境 ⑹市区町村役場などの公共施設など

このようなポイントを押さえることで、一生とも言える土地と付き合って、将来、子供にも受け継がれるかもしれない土地を見つけることが可能にもなります。多少、確認するポイントは多いですが、ご自身に合った土地を見つける第一歩にもなります。

●ポイント2「家が建てられる土地かどうか」・・・建築基準法という法律があるので、すべての土地に家が建てられる訳ではないので、以下の確認も必要になります。

⑴都市計画法の用途地域 ⑵土地と接している道路との関係 ⑶その土地にある地域の条例や規制

これらのポイントは家を建てるために必要なことになります。「えー、何を言っているのか分からない」という方や一般の方ですとなかなか難しい面があるので、気になる土地が見つかった場合は、専門的知識のある不動産業者などに相談やアドバイスを受けることをお勧めします。

●ポイント3「土地の代金以外にかかる費用を把握する」・・・土地を見つける際に、土地の代金以外にかかる費用があります。不動産業者からの仲介で仲介手数料は別として、土地を購入するときでも往々にして土地の代金以外に費用が発生してしまうケースがあり、予想外の費用でそれまで考えていた資金計画が狂ってしまいます。以下に確認するポイントをあげてみます。

⑴宅地ではなく農地の場合 ⑵上下水道などのインフラが整備されていない場合 ⑶境界が分からない場合

⑴の場合では農地転用の申請や宅地にするための造成工事費用などが発生し、⑵の場合では見つかった土地に引き込むための工事費が発生します。⑶の場合では境界があいまいなままに土地を購入すると後々、隣地とのトラブルや予定していた建物が建てられないなどの最悪の結果を招くおそれがあるので、隣接している土地の所有者との境界の立会に基づいた確定測量の費用が発生します。

以上のようなポイントを押さえることで、「土地探し」で失敗することも少なくなるでしょう。

秩父地域の情報

写真は秩父郡長瀞町の長瀞町役場です。長瀞町の人口は令和2年1月1日現在で7,022人(男性3,421人、女性3,601人)、世帯数2,932世帯となっている観光名所の多い町です。

 

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