秩父の不動産を売りたいときに検討することとは

不動産を売る前にはいくつかのポイントを決めておくことが大切になる

不動産は人が一生の間に買うものの中でも、最も高い買い物の一つであると言われています。また、不動産の売り買いには、税金や法律、登記などど言ったさまざまな分野が関係してきますが、何れも日常の生活の中では、馴染みのないことばかりでしょう。

まず、不動産を売りたい場合には、どのような調べておき、検討しておけば良いか注意点について以下にあげてみます。

売り出し価格を決める・・・他の商品と比べた場合の不動産の大きな特徴の一つには、「世の中に2つとして同じものがない」ということがあげられます。同じ地域の土地や一戸建ての新築住宅や中古住宅でも、形状や向き、築年数や設備の状況などによって、価格が異なるのが通常です。なので、売り出し価格をいくらに決めるのかは、不動産を売却するにあたっての重要なポイントになります。

一方で、売主にしてみれば、近隣の取引相場よりもできるだけ高い価格で売りたいと考えがちですが、買主もそのときに売りに出ている他の不動産とインターネットで比較したり、過去に売り出された物件の価格などを参考にして購入価格を検討するために、売り出し価格が取引相場よりも高過ぎると、買主から敬遠されてしまい、売りたい不動産の売却に時間がかかってしまうことにつながります。

売却のスケジュールを立てる・・・売り出し価格を決めると、不動産を売り出す「売却活動」をすることになります。インターネットやチラシなどで売り出し物件の情報を得た購入希望者は、その不動産の状況を内覧などで確認して、物件を購入することを決めると価格の交渉や売買契約のスケジュールの調整をしていきます。売買契約後も、買主が住宅ローンを使う場合では、銀行などの金融機関に融資の申し込みの手続きをおこなうことが必要になりますし、土地や中古住宅などの敷地について、隣地との境界が決まっていない場合は、隣地の方の立会を求めて、境界を確定して測量することが必要になる場合もあります。

次に、売買代金の残金の支払いや固定資産税などの清算、物件の引き渡しや所有権移転登記という流れになります。このため「売却活動」を始めてから、売買契約が成立して、物件の引き渡しや登記が完了するまでには、数か月の期間がかかるのが通常になります。

なので、他の住まいに住み替えの計画のある人、売却したお金を他の支払いにあてる計画がある人、転勤や子供の学校の転校などで引越しをする時期に期限がある人などは、いつのタイミングで売りに出して、売却のスケジュールをどのように立てるかは大切になってきます。

税金や引越し費用などの諸経費を計算しておく・・・不動産の売却をする場合の経費の中には、引越し費用・契約書の印紙代・仲介手数料・測量費用などがあります。このような諸経費や売却によって利益が発生する場合には、どのくらいの税金や費用が必要になるのかをあらかじめ知っておくことも必要です。

諸経費ではありませんが、売却する物件に住宅ローンなどの借入が残っている場合には、その残額についても調べておく必要があります。なぜなら、売却する不動産に住宅ローンなどの抵当権が設定されている場合には、買主にその不動産を引き渡すまでか、または同時に借入金をを返済して、抵当権を抹消しなければならないからです。どのように抵当権を抹消するのかについては、事前に融資を受けている金融機関などと事前に打ち合わせをしておくことも必要になります。

これらの不動産の売却時に必要になる諸経費を計算しておけば、売却した代金のうちから、最終的にいくらのお金が自分の手元に残るかが把握できます。

以上のポイントを把握しておくことで、より計画的でスムースに不動産を売却することにもつながります。当店では秩父の不動産を売却したい方のサポートを行っています。ご相談、ご売却査定は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

秩父地域の情報

写真は、秩父郡長瀞町の「岩畳」で国指定名勝・天然記念物となっています。珍しい地形の岩を見物する観光客が多く訪れる秩父の観光名所の一つになっています。秩父へお越しの際には、一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

 

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