秩父の一戸建て中古住宅の売却についての注意点

秩父の一戸建て中古住宅が売れない共通点を探す

一戸建ての中古住宅を売却するための期間は、その物件や立地条件、価格などによっても変わりますが、急な転勤や住まいの買い替えなどで転居する時期が決まっている人はもちろんですが、そうでない人も売却するとなったら早く売れる方が良いと考えている人は多いです。ここでは一戸建ての中古住宅が売れない共通点をいくつかあげてみます。

①家の中が片付けていない

家の中に物があふれている状態で生活感が丸出しになっていて、部屋のゴミや水回りの汚れも放置され、部屋に染み付いたタバコやペットの臭いもしている状態。このような状態では購入希望者が見学をした場合は、買い手のモチベーションも下がり、「もう見たくない」と思わせてしまいます。一戸建ての中古住宅の売却では、部屋の第一印象で決まってしまうと言っても過言ではありません。汚れや臭いのひどい部屋では、購入希望者に敬遠されてしまいます。部屋の整理整頓や清掃を行い、部屋を明るく、広く、すっきり見せて良い印象を持ってもらうことが必要になります。自分では清掃することが難しい場合には、不動産会社のアドバイスをもらい、ハウスクリーニング業者に依頼することをお勧めします。

②価格が適正でない

一戸建ての中古住宅を不動産会社に査定してもらい、一番高く査定してくれた不動産会社に売却を依頼した場合には、その査定金額が適正な相場よりも単純に高いだけで、根拠のない金額だったかもしれません。そのために買い手のニーズとかけ離れてしまい、見学者がないということも引き起こします。見学者が内覧しても決まらないのは、周辺環境や立地、築年数や外観などの印象が良くないために、家の価格とのバランスが悪い可能性もあります。一度、売却依頼をした不動産会社に価格の根拠を尋ねてみて、価格を見直してもらうことをお勧めします。売却を依頼した不動産会社との媒介契約期間が満了したタイミングで別の不動産会社にアドバイスしてもらうことも良いでしょう。また、不動産の価格は販売活動が長引くほど、相場の価格とのズレが生ずることがあります。考えられるのは、不動産の需要の変化に伴う相場価格の下落や、物件自体の条件が変わってくることが考えられます。売却の依頼をしている不動産会社に現時点での価格査定を提示してもらい、売却価格の見直しをすることも早く売れる一つの方法につながります。

秩父地域の情報

写真は秩父市熊木町で秩父市の中心地に位置している秩父市役所です。2017年に完成した新庁舎で、私も不動産の調査で訪れている立派な庁舎になっています。

 

 

 

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