相続することになった秩父の空き家で知っておくべき3つの秘訣

相続が発生する前に空き家になった場合の対処法を考えておく

都心でもさることながら、秩父の地域でも空き家が増加している現在では、空き家になっている実家などを相続する可能性は高くなっていると言えます。両親が亡くなり、空き家をいざ、相続することになった場合には、相続した空き家のことを考えておかなくてはならない時代となっています。空き家を相続したときを想定して、次の対処法を考えておきましょう。

相続した空き家を売却する・・・空き家を相続した場合、いざ売却しようと思っても処分できないことは避けたいものです。都心は別として、秩父の地域では不動産の価格は、年々人口の減少とともに下落しています。なので、空き家を売却するという選択肢がとれるのであれば、売却は早い方がいいでしょう。特に空き家のあるエリアに買い手や借り手があるといった需要があるうちに売却しておいた方が、今後は得策と言えます。もしも、空き家のあるエリアに需要があまりないような場合では、売却するにも売却できないことにもなり得ます。売却する場合には、一度、その地域に密着している相続についての売却を得意としている不動産会社へ相談や売却査定依頼をすることをお勧めします。地域に密着した地元の不動産会社なら、有用な情報も得られるでしょう。

空き家を相続しない・・・家には誰も住んでいなく、長い間、放置された空き家となれば、相続したくないと考える人もいるかと思います。手段としては、「使い道もなく、今後も誰も住む予定もないから、相続しない」という相続放棄という選択肢もあります。しかしながら、相続放棄すると言っても、そう簡単にはいきません。相続放棄は「すべての遺産を同時に放棄する」必要があります。いらない空き家は相続放棄するけど、現金や都心の不動産は相続するというわけにはいきません。また、相続人それぞれの意見や意向もあります。なので、そう簡単には相続放棄で決着しないのが現実です。

とりあえず相続しておく・・・今の所では、空き家に住む予定はないが、将来、自分の子供たちや親戚が住むことになるかもしれないという事も考えられるなら、空き家を相続して、所有しておくことも考えられるでしょう。ただ、空き家を所有しているには、定期的なメンテナンスや草刈りなどの維持管理、固定資産税などの税金が発生するので、その点は考慮しておく必要があります。もし、空き家の維持管理が遠方に住んでいるなどの理由で面倒であったり、困難な場合には空き家のある地域で管理などもしてくれる不動産会社もあるので、事前に相談しておくことも空き家の対処法の一つにつながります。

秩父地域の情報

当店は、埼玉県秩父市上宮地町の国道140号線沿いに店舗を構える「秩父地域の不動産売却専門店」です。写真は当店の入口に貼った「空家の持ち主応援」のステッカーです。秩父地域の空き家のご相談も無料で対応しておりますので、お気軽にお問合せください。

 

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