田や畑の農地を売却する方法②

農地を売却したい時はどこに相談すればいい?

農地を所有している人は、さまざまな理由で売りたいと考えている人もいることと思います。近年で多いのは、農業経営者の後継者不足があげられます。両親は農業経営を仕事にしていたが、両親が他界し、子供が相続によって農地を所有したが、既に会社員など農業以外の仕事をしている場合などです。特に数か所の農地や広大な農地を所有しているケースでは、その農地の草刈りなどの維持管理ができないなどの理由が多いでしょう。では、農地を売却したい場合には、どこに相談すれば良いか以下にあげてみます。

宅地建物取引業者・・・宅地建物取引業者は土地については、本来、宅地の取引を行うことが基本ですが、農地の売却を得意としている業者もいるので、一番にあげられる相談場所と言えます。また、買い手を見つけたり、農地の売却にも売買契約を結ぶことは必要になるので、買い手が見つかれば、売却から売買契約、売買代金の受け渡しまでスムースに出来ます。

行政書士事務所・・・農地の売却や転用には、農業委員会に書類の提出をする必要があります。また、農地転用する場合には、明確な理由が必要になり、行政書士に依頼すれば面倒な書類の作成や手続きを代行してもらえます。ただ、その行政書士事務所で取り扱っている分野もさまざまであるために、農地転用などの手続きを得意としている行政書士をお勧めします。

税理士事務所・・・農地を売却したことによって、収入が発生した場合には、決められた税率に基づいた税金を納めなければいけません。なので、農地を売却した時にどのような税金をどれくらい納めなければならないのか知りたい人は、必要な書類を揃えて税理士事務所に相談するのも良いでしょう。

土地家屋調査士事務所・・・農地の売却に限らず、土地の売却には隣地との境界が決まっていることが重要になり、決まっている境界に基づいて測量した面積(実測面積)も必要になります。土地家屋調査士はこれらの手続きを所有者の代理で行う専門家です。また、農地転用後には、田や畑の農地から宅地や雑種地といった地目を変更する登記(地目変更登記)が必要になりますが、このような登記も行ってくれます。

このような場所以外にも、農地を売却したときの所有権移転の登記などに関しては、司法書士事務所や所有している農地の適正な価値などを知るには不動産鑑定士事務所が相談場所としてはあげられるでしょう。

当事務所は、農地の売却を得意とする宅地建物取引業者、土地家屋調査士事務所で、農地の売却をすべてプロデュースできる不動産の専門店です。どうぞお気軽にご相談下さい。

秩父地域の情報

写真は秩父市中宮地町にある秩父ふたば幼稚園です。1歳児クラスから5歳児クラスまであり、朝の預かり保育は7時30分からあります。

 

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