土地の価値を決める要素③

ライフラインなどの整備状況にも影響する

土地の価格を決める上で、重要な一つにライフライン(上・下水道・電気・ガスなど)の整備状況もあります。空き家などの住宅では当然に整備されていますが、長年、使用されていないような場合には使えない状況もあり、修補などが必要になるケースがあります。

土地のみの場合には、住宅地として取引されるの場合が多いですが、上・下水道が整備されているかどうかで価格にも影響してきます。その土地や接している道路にも上・下水道が整備されていないような場合には引込みに関しての工事費の発生や最悪の場合には、引込みができないようなケースもあり、マイナスの要因や実質上、住宅地としての不動産の価値が無いに等しい状況も生まれます。

また、ライフラインには最寄り駅や交通の便なども含まれますが、こういった最寄り駅から徒歩圏内であったり、近くにスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの店舗がある、小学校、中学校などの公共施設、近隣の環境、陽当り、景観などが良い不動産はその価値もプラスの要因になります。

近隣の価格も重要

以上のようなライフラインの整備状況も不動産の価格に影響しますが、大きく実際の価格(実勢価格)に影響するのが、近隣の取引価格や現在、売り出し中の価格です。いくら路線価や公示価格が高くても近隣の取引価格や売り出し価格が安ければ、現実的なものとしてその価格に大きく左右され、相場としての価格の目安になります。

秩父地域の情報

写真は秩父市の当事務所からも近い、国道140号線沿いの秩父市上野町のウニクス秩父です。大型のスーパーマーケットやショッピングモールなどがあり、定期的にイベントもこの場所で開催されている地域密着型のショッピングセンターです。

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