いらない土地を放置するデメリット

空き地は早目に売却を!

土地を所有しているだけで、固定資産税という税金が発生して、空き地にしていて何も利用していないのに余計なお金がかかります。固定資産税は固定資産税評価額×1.4%の税率で課税額が算出されますが、地域によっては都市計画税(税率0.3%)も生じてしまうために余計な出費が出てしまいます。いらない土地を所有しているだけで、このような税金が毎年、払い続けなければなりません。

土地を所有している人が亡くなると、相続で相続人がその土地を所有することになります。その時に発生する税金が相続税ですが、相続税が発生するようなケースでは、いらない土地でも相続税は支払わなくてはなりません。相続する際には、相続人が1人の場合はそれほど面倒ではありませんが、相続人が複数いる場合では、相続人同士での話し合いや、書類の手続きがかなり面倒で、時間のかかるケースもあります。土地を所有している方がご健在のうちに、相続人に負担がかからないようにしておくことも考えておく必要があるでしょう。

また、空き地を長い間、放置しておくと雑草が生い茂ったり、不法投棄などがされて状態の悪い荒れ地にもなってしまいます。このような状態になると近隣からの苦情やトラブルも発生する恐れがあります。空き地を綺麗な状態で保っておくには、日常の手入れが必要になり、草刈りなどを専門業者などに依頼すると余計なお金もかかります。次の代にもさまざまな負担がかからないように売却することも考えましょう。

以前では土地を持っているだけで価値が上がり、投資してでも購入する時代がありました。しかし、バブルの崩壊後、「土地神話」と呼ばれる時代は終わりを迎え、地域によりますが、近年ではほとんどの土地の価値が上がることはなく、むしろ下がってしまっている傾向にあります。さまざまな状況により土地の価値が上がることもあるために、一概には言えませんが売却するなら早いほうが良いと考えます。

秩父地域の情報

写真は秩父市別所にある秩父広域市町村圏組合水道局です。秩父地域は秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町の1市4町を言いますが、秩父地域の水道事業はそれまで個別に運営していた水道事業を1つに統合して、平成28年4月1日から秩父広域市町村圏組合の一事務として経営されています。

 

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