空き地を放置しているとデメリットがある
空き地は持っているだけで、税金がかかるなどのさまざまなデメリットがあります。できる限り放置しないで上手く活用していきたいものです。活用方法が思いつかずに空き地のまま放置されている場合には、以下のようなデメリットが発生してしまいます。
⑴毎年の固定資産税がかかる・・・更地である空き地の固定資産税は、住宅用地に比べて高額になります。固定資産税についての住宅用地の特例では、土地の大きさによって減税の割合が異なります。小規模住宅用地(200㎡以下の部分)なら、土地の評価の6分の1となり、一般住宅用地(200㎡超の部分)なら、3分の1が固定資産税額となります。
⑵維持管理の費用や手間がかかる・・・空き地を放置していると雑草が生い茂ったり、ゴミの不法投棄がされたりといった問題が起こります。近隣からの苦情やトラブルにもなりかねないので、日ごろからしっかりとした管理をする必要があります。
空き地は持っているだけで税金がかかる上に、しっかりとした管理を行わないと不法投棄や近隣とのトラブルになる可能性もあります。税金や管理の費用や労力がかかるので、上手く活用して収益をあげたいものです。空き地を有効活用する方法としては以下のようなものがあげられます。
⑴アパートなどを建設して賃貸経営する
⑵コインパーキング、月極駐車場とする
⑶太陽光発電をして売電する
⑷定期借地などで借地として貸し出すなど
ですが、このような活用方法には初期投資する費用やその地域のリサーチを行うなどの専門的な知識が必要になります。有効活用することが難しい場合には、単純に売却するのも一つの方法です。空き地を売却する場合の一般的な流れとしては、
①土地価格の査定
②販売価格の決定
③不動産業者との媒介契約
④売却に向けての活動
⑤売買契約
⑥残金決済と所有権移転登記
⑦物件の引渡し
田や畑などの農地は農地転用などの手続きが必要になりますが、田や畑などの農地でない空き地の売却は、不動産の売却で一番売却しやすくなります。複雑そうに見えますが、基本的には不動産業者がすべてサポートします。空き地を放置していると税金や管理の手間や心配もかかるので、上手く活用や売却することで空き地の所有者にとっても、より良い方法になりますので、一度、ご相談下さい。
秩父地域の情報
写真は秩父地域のイチゴ狩り農園です。私も先日、「30分食べ放題」に行ってみましたが、「紅ほっぺ」や「やよいひめ」などの品種があり、多くの他県の方も秩父のイチゴ狩りを楽しんでいました。